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【声明】生活保護引下げ違憲訴訟(いのちのとりで裁判)大阪地裁判決について

声 明

生活保護引下げ違憲訴訟(いのちのとりで裁判)大阪地裁判決について

 

2021年2月22日

生活保護引下げ反対埼玉連絡会

 

 本日、大阪地方裁判所で、原告勝訴の判決が出たことを私たちも喜んでいます。そして生活保護基準引下げ違憲訴訟大阪原告団らの判決を確定するよう求める声明に、賛同いたします。

 

 埼玉でも、生活保護基準引下げの撤回を求めて、原告らが闘っています。提訴時、30名を超す生活保護利用者が原告として名乗りを上げ、法廷内外で生活保護引き下げによる生活実態と権利侵害を訴えてきました。高齢や病気などで亡くなる原告もおり、生活保護利用者が裁判で闘う困難さを実感しています。

 

 大阪地方裁判所は、原告の置かれた厳しい現状を真摯に受け止め、国が行った生活保護基準引下げを問題とし、裁量逸脱を認めた判断を下しました。このことは、埼玉の原告、支援者は喜びをもって受け止めるとともに、私たちの裁判にとっても大きな励ましとなっています。

 

 そして、現在も埼玉の原告らは、果敢にこの生活保護引下げ撤回を求める裁判を闘っています。大阪地裁判決に続き、さいたま地方裁判所も良き判断が下されることを期待しています。

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大阪地裁判決声明
OsakaHanketsuStatement.pdf
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